2010年5月1日土曜日

からい政府と外国企業の石油協定は無効

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☆★バース党及び聖戦と解放の最高司令部が外国企業に警告
  --傀儡イラク政府と契約する外国企業に告げる
The Baath Leadership and JLNSF warns the foreign companies
which deals with the puppet Iraqi government
アル・バスラ・ネット 2010年4月10日付
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http://www.albasrah.net/pages/mod.php?mod=art&lapage=../en_articles_2010/0410/ba3th_130410.htm

 イラク傀儡(かいらい)政府との間で結んだ石油協定は無効である。

 バース党ならびに<聖戦と解放と国民救済戦線=JLNSF>の最高司令部は本日(2010年3月25日)、イラクで操業している石油企業に対して強い警告を発するとともに、彼らが傀儡イラク政府との間で調印した協定は占領体制が崩壊するのに伴って崩壊するものと確認する。またJLNSFはこれらの企業が属する諸国に対しても、アメリカによるイラク占領の陰謀にまぎれてイラクの資源を略奪することをやめ、危険きわまりないリスクとひきかえにイラク国民に対してのみならず自国の利益にも背く恐ろしい犯罪を犯すことがないように、と警告した。

 その声明の全文を以下に紹介する。

 わが偉大なイラク人民の息子と娘たちよ!
 わが輝かしい国の息子と娘たちよ!
 勇敢な聖戦の戦士たちよ!

 アメリカの占領者とその同盟者は、占領よりも優先して、まさしく侵略の初日から、軍・民双方の統治者を使って、そして後には占領下のバグダッドに自分たちが連れてきた最悪のギャングどもを使って、イラクの天然資源を略奪してきた。

 この由々しい謀略は、米・英占領軍と同盟諸国の間で戦利品と影響力を共有するために、イラク侵略と占領の一環として遂行されている--今、あらゆる徴候がそのことを物語っている。

 この危険な陰謀によると、米・英占領軍はイランの手先をイラク国内に解き放ち、イランの覇権拡張と宗派主義の差別政策を推進させ、人口構成を変えてアラブ的なるものを消滅させてきた(占領者たちはテロリストでもあるスパイ組織とその代理人および手先をバグダッドの支配者および民兵として送り込んだ)。そうして彼らを愛国的なイラク・レジスタンスと戦わせ、イラク国内におけるアラブ的要素を一掃し、イラクを弱体化させ、国民を分断し、アメリカとイギリスのギャングたちがイラクの豊かな資源、つまり天然ガスと石油を掌握しようとした。
 
 米・英の武装ギャングがイラクの天然資源を奪ったことは、占領目的としては2番目で、目的の1番はイスラエルを保護し、イスラエルの安全保障と膨張政策を保証することである。彼らが経済部門とりわけ石油部門に、イラン出身の代理人を犯罪履歴まで取り消してまで配置した理由は、ここにある。石油の国有化は、イラク国民が何十年もかけて、バース党の指導とサダム・フセインおよびその勇敢な同志に率いられた革命によって、1972年に達成したものである。

 そのうえ、イランの代理人を使って油田を西側企業に売り渡したことで、占領者たちはイラクを石油国有化以前の時代に後戻りさせた。それは間違いなく、イラクの国民的利益に反しており、多国籍企業にイラクの経済を支配する主導権を与えるものである。

 国際法は、占領国が被占領国の石油資源を略奪することを許していないように、占領国が被占領国の法的・政治的・経済的な現状を変更することを許しておらず、したがって法的根拠のない政府との間に調印され、法的権限のない占領によって課せられたこの石油協定は無効である。

 占領当局は奪ったイラクの石油の分け前を、アメリカ企業と同盟国イギリス及び仲間である西側諸国の企業に与えていて、その実際を隠すために劇的な手法を採用し、イラク石油省を支配するイランの手先に指図して、占領を受け入れず侵略に反対した旧イラクの友好国(例えばマレーシア、中国、ロシア)の企業にはわずかな残り物を与えることにした。

 バース党指導部、愛国的民族的イスラム戦線、<聖戦と解放と国民救済戦線=JLNSF>最高司令部は、上記の諸国及び他のいかなる友好国に対しても、アメリカにつきしたがってイラクの富を略奪することをやめ、イラク国民に対してのみならず、自らの利益にも反する重大な過誤に関与することをやめるよう要請する。

 イラク国民運動は、武装レジスタンスはもとより政治、法律、学会、部族を基盤とした傘下の構成団体、そして愛国的政党や委員会など、占領に反対しているすべての勢力とともに、一致してこのような協定と談合を拒絶する。

 バース党とJLNSFは、非合法の傀儡政府との間に締結された契約は無効であり、占領者を追放してイラクを解放したあとには、イラクの愛国レジスタンスによって樹立された愛国的な正統政府がすべての契約を認めないことを宣言する。なぜなら、その協定に調印した勢力が崩壊することに伴って、協定そのものも崩壊するはずである。傀儡政府は、その保護者である占領者アメリカが追放された途端に、その地位にとどまることはできなくなるのだ。

 バース党とJLNSF最高司令部は、これらの企業の所業をアメリカによるイラク占領の拡張と見なしており、したがって占領と占領目的および全ての邪悪な陰謀に反対し、イラク国民の富を守り擁護するために、愛国的イラク・レジスタンスを正当な目標として掲げる。

 バース党
 聖戦と解放と国民救済戦線(=JLNSF)最高司令部
 2010年3月25日

 英訳:アブー・アッシュール(Abu Assur)
 原文(アラビア語):
 http://www.albasrah.net/ar_articles_2010/0410/qyada_100410.htm

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