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☆★マリキが権力の座に近づく
Iraq's Maliki edges nearer power
AFP 2010年5月15日付
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http://news.yahoo.com/s/afp/20100515/wl_mideast_afp/iraqpolitics_20100515194636
by Hassan Abdul Zahra Hassan Abdul Zahra
Sat May 15, 3:46 pm ET
ナジャフ (イラク)発 --シーア派の最高権威がマリキの現職続投を妨げるつもりはないと発言したことで、イラクのマリキ首相は権力の座にとどまる方向へ大きな一歩を獲得した。
イランに滞在中のモクタダ・サドルの代弁者は、AFPの取材に、サドル運動は逮捕されている自派のメンバーが釈放されるなら、マリキ首相が続投を模索することに反対しない、と語った。
2ヶ月前に投票された総選挙でマリキが敗北したあと、サドルはマリキが首相の座にとどまることに反対し、彼の側近たちも声明のなかでマリキに強い批判を向けていた。
しかし両者の協議が行われたあと、5月15日に出された声明は、マリキにチャンスを与えることに力を貸し、その障害となっているハードルを取り除くものだった。
すなわち、サドル運動のスポークスマンであるサレハ・アル・オバイディが、聖地ナジャフでAFPに、「もしマリキがわれわれの懸案事項、とりわけサドル信奉者の逮捕をやめると確かに保証するなら、その時はわれわれも彼が2期目に名乗りをあげることに邪魔はしない」と語ったのだ。
しかし彼は、約束が守られない場合への警告も忘れなかった。
マリキの法治国家連合も加わって最近発足したシーア派連合にサドル運動も参加しているが、シーア派聖職者のグループは2008年に武装武門であるマフディ軍への攻撃を承認したマリキに嫌悪感を抱いてきた。
サドル運動の姿勢の変化は、マリキの顧問であるアリ・ムサウィから、「連立与党の形成にむけて他の政治勢力とも合意する道を開くものだ」と歓迎された。
ムサウィは、正式に犯罪行為で起訴されたサドルは運動員の事件にマリキが干渉することはできないが、「無実なのに逮捕されている者はできる限りすみやかに釈放されるよう・・・委員会が発足している」と述べた。
(以下、略)
ガザの入植地
3 か月前
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