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☆★「シーア派が新会派結成」という新しいウワサ
The new rumor of a Shiite ruling coalition
Rords to Iraq (ブログ) 2010年4月14日付
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http://www.roadstoiraq.com/2010/04/14/the-new-rumor-of-a-shiite-ruling-coalition/
まずはアル・サバハ紙が「グリーン・ゾーン」(占領当局&イラク政府)について書いた記事で、次のようなものである。
「INA(イラク国民同盟)と法治国家連合の間で行われている交渉と近い位置にある政治家筋(複数)は、48時間以内に新しい与党会派について公式発表があるだろう、と明らかにした。」
アル・クドス・アル・アラビーでは次のように報じられた。
「INAに近い筋は、INAと法治国家連合の新たな連携が発表できるかどうかは、アマル・アル・ハキムによるサウジアラビア訪問の結果次第である。」
シスタニ師のスポークスマンとベイルートにいるシスタニ師の代理人ハミド・アル・カファ氏は、シスタニ師はINAと法治国家による新たな連合会派結成には何ら関わっていない、と急ぎ発表した。
実のところ、どうなっているのか?
このブログで前にも書いたように、ジャファリとチャラビは独自の方針を持っており、上記のようなINAの新たな連携を模索しているが、サドル派の同意を得たわけではない(ジャファリもサドルもINAの主要な構成メンバー)。アラブ首長国連合のアル・イサド紙の報道を見てみよう。
「(INAと法治国家の)協議に近い筋は、両会派の提携は2つの会派が1つに合流するとレベルにまでは至ってなく、合同して連合会派を結成するという発表もない。」
この報道はさらにジャファリの役割についても明らかにしている。
「ここ数日、イスラー運動の指導者イブラヒム・ジャファリは、イスラム最高評議会とダーワ党、イスラム党、クルド同盟による連立会派の結成を進めてきた。 アラウィが率いるイラキーヤの排除を望まない多くの陣営が反対を強めたことから、ジャファリの努力はまだ報われてなく、受け入れられたわけでもない。またイスラム党は、もはやイラクのスンニ派を代表するものと見られてない。」
上の事情に加えて、マリキの首相指名をめぐるダーワ党とサドル派の不一致も、まだ存在する。アッ・シュメリアに掲載された2つの記事へのリンクを紹介しておこう。
法治国家連合はまだマリキを首相候補に
http://www.alsumaria.tv/ar/Iraq-News/1-47670-State-of-Law-endorses-Al-Maliki-as-Iraq-PM.html
サドル派: 法治国家のマリキへの固執が彼らとINAの連携の障害
http://www.alsumaria.tv/ar/Iraq-News/1-47705-.html
ガザの入植地
3 か月前
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