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☆★選挙では首位を争う陣営が連立を組む可能性
Rival front-runners in Iraqi election court possible allies
シアトル・タイムズ 2010年3月23日付
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Seattle Times - Tue Mar 23, 12:16 am ET
http://seattletimes.nwsource.com/html/nationworld/2011414048_iraq23.html?syndication=rss
By KATARINA KRATOVAC
The Associated Press
バグダッド発 -- イラク総選挙の最終結果が出るのは数日先になるが、22日、首位を走る2つの陣営が他の政治勢力と歩み寄る兆しがあり、次の政権与党を形成するための地ならしが始まったといえる。
3月7日の選挙に参加したどの会派も、定数325議席の新たな国民議会で単独過半数を得ることはなさそうなので、2つか3つ以上の政党が連立を組むことが必然となっている。
現在の政府も連立を形成するのに6ヶ月近くかかった。
開票率が95%になった時点で、マリキ首相と彼の会派はアラウィ前首相の会派とデッドヒートを演じている。どちらの陣営も、連立政府を発足させるには他の会派と手を組む必要がある。
マリキの法治国家連合に所属する議員が、21日、イラク国民連合(INA)に加わっているかつてのライバルと会談した。INAはイランに後押しされたシーア派の宗教政党であり、イラク南部に根強い支持基盤を持っている。
ライバル会派に1万1000票という僅差をつけられたとはいえ、マリキの会派はイラク国内18州のうち7州で首位に立っている。アラウィの会派が首位に立つのは5州である。
議席の分配は州ごとの得票数にもとづき、全国の得票数によるのではないので、今述べたことが重要な意味を持つ。
シーア派教徒だが世俗派(政教分離主義)でスンニ派アラブ人の支持を集めるアラウィは、21日に北部を訪問し、クルド人勢力と会談した。
クルド同盟もINAも、彼らが勝利する3つの州で議席を獲得し、交渉の席に着くことになり、未来の政府がどうあれ、キングメーカーとなる可能性を秘めている。
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