※この記事はイラクで国民議会選挙の投票が行われる前のものだが、イラクの現況を知るうえで重要なので、遅ればせながら紹介する。
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☆★バース党員へのパージが地方にも波及
Baathist purge in Iraq goes local
UPI 2010年2月23日付
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http://www.upi.com/Top_News/Special/2010/02/23/Baathist-purge-in-Iraq-goes-local/UPI-56141266939811/
Special Reports
Published: Feb. 23, 2010 at 10:43 AM
バグダッド発、2月23日(UPI)
イラクの国民議会選挙を控えて、政局を不安定にさせるバース党粛正の動きは、地方の州レベルにまで波及してきた--政府高官が語った。
かつてワシントン(=米国政府)のお気に入りだったアハメド・チャラビが率いる公正監査委員会(JAC)は、さる1月、影響力の強いスンニ派の指導者数人が3月の選挙に参加することを禁じたが、それはサダム・フセインのバース党と接触があるという口実を理由にしていた。
世俗派(政教分離主義)のシーア派教徒で、1950年代以降にはバース党員だったことのあるアラウィ副大統領は、チャラビの流儀はサダム時代の強硬戦術と変わるところがない、と非難した。
イラクの評論サイトであるニカシュのレポートによると、バグダッドの地方議員であるカメル・アル・ザイディは、バース党との接触を疑われて、秘書がJACの地方組織から調査されていると話した。
「委員会は悪事を告発されたバース党員に対する立件材料を集め、そうしたバース党員を有罪にするための証拠を提出するのだろう」とザイディは批判した。
イラク国内でのバース党粛正の感情は、昨年、バグダッド中心部で一連の爆発事件が発生したとき、マリキ首相がダマスカスに住むバース党信奉者の仕業だとこじつけたことから、一気にエスカレートした。
シーア派の多いイラク南部では、州の行政機構からバース党員を排除しようと、地方議員たちが公務員たちの記録を調べはじめた。
イラクの政府当局者はこれは国内問題だと説明しているが、ワシントン(米国政府)は、イラクにおけるイランの影響力が大きくなっている徴候として、このバース党粛正の動きに関心を持っている。
ガザの入植地
3 か月前
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