2010年7月10日土曜日

米中央軍の新司令官: 「アラブ人射殺は楽しみ」

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☆★米中央軍の新司令官: 「アラブ人射殺は楽しみ」
New CENTCOM commander once called shooting Arab men ‘a hell of a lot of fun’
Agence France-Presse  2010年7月8日付
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http://rawstory.com/rs/2010/0708/general-hired-oversee-iraq-occupation-its-hell-lot-fun-shoot-arab-men/

By Agence France-Presse
Thursday, July 8th, 2010 -- 10:21 pm

 アメリカのゲーツ国防長官は7月8日、ジェイムズ・マチス大将を米中央軍(セントコム、US Central Command, or CENTCOM)の新司令官に指名した。セントコムはイラクとアフガニスタンの戦争を全面的に管轄している。

 マチス大将の任命には上院の承認を得なければならないが、思い通りに進展しないアフガン戦争の直接指揮をとることになったペトレイアス大将の後任人事で、ペトレイアスの前任司令官は雑誌インタビューで物議をかもして解雇された。

 ゲーツはオバマ大統領への推薦を発表するに際して、「マチスが就任するポストは、危うい時期の危ういポスト」と報道陣に話した。

 ゲーツによれば、マチスは「米軍屈指の戦闘指揮官で戦略家」の一人だという。彼はこの4つ星の海兵隊大将が現在の戦局に光明をもたらしてくれると褒めちぎり、「軍を縮小しつつ、同時に将来に備えなければならない」と語った。

 オバマ大統領がペトレイアスの前任者を解任したあと、ペトレイアスは先週、正式にアフガン戦争の指揮を委ねられた。前任者のマクリスタル大将は雑誌『ローリング・ストーン』のインタビューで、幕僚とともに副大統領(バイデン)その他の政府高官をコキ降ろすコメントを行った。

 ゲーツ国防長官は先週、軍幹部がジャーナリストと接触するに際しての新たなメディア対応策の概要を発表したが、軍に規律がなく、幾つかのケースではまったくいいかげんなものもあって「関心を強める」ことになったと説明した。

 しかしながら、マチス指名でこの問題を回避できそうにはなく、ゲーツはさっそく、2005年のカメラ取材について弁解せざるをえないハメになった。そのインタビューでは、マチスは次のように発言していたのだ。「実際のところ、戦うのはすごく面白い。まったく、喝采ものだ」。

 「アフガニスタンに行ってみたまえ。そこには5年間も女をこづまわした奴らや、人間性のかけらもないヤツがいるんだ。だからそんな連中を射殺するのは、すごい快感だ。」

 しかしながら、ゲーツは批判を一蹴し、その当時、適切な対処がなされたのだと言い張り、「その時の教訓から学んだことを、その後の5年が実証いている」と考えている、と弁明した。

 マチスは、米軍がアフガニスタンに侵攻した初期段階には、アフガニスタン南部で准将として海兵隊の部隊を指揮していた。アメリカで9・11事件が発生した後、2001年に開始された戦争である。

 彼はイラク戦争でも、最初の侵攻作戦で海兵隊を指揮し、その後、対ゲリラ作戦にも参加した。

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