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☆★報道されないイラクの「怒りの日」
What you won't read in the mainstream press
regarding Iraq's National Day of Rage
Dirk Adriaensens 2011年2月25日発
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http://www.uruknet.info/?p=75341
February 25, 2011
次に紹介するコメントや声明は、いろんなイラク人から届けられたものである。イラク人が立ち上がっている抗議デモを報道しないメディアに、反論しておく必要がある。デモはこれまでも、イラクのほとんどの主要都市で続けられてきた。「全国民の怒りの日」である今日、2月25日(金曜日)、勇敢なイラクの若者によって、抗議は絶頂に達した。 ニュースを広げよう。 イラクで何が起こっているかを、世界に知らせよう。
前日の夜遅く、というより、2011年2月25日早朝だろうか。全イラク人は、この日を、「怒りの日」と呼ぶことにした。これは破壊と略奪、強姦などありとあらゆる破滅に対して、過去8年間という時間をかけて、イラク国民が蓄積してきた怒りが導いた結果である。
イラク国民は、汚職と絶対的な貧困、失業、公共サービスの停止、占領、に反対して、抗議のデモを行っている。そのなかでも大問題なのは、政府ぐるみで年じゅう行われている贈収賄である。
彼らはまた、自由と人間の尊厳を求めて、そして占領の即時停止を求めてデモを行っている。彼らはイラクのためにデモを行い、イラク人として手を携えているのである。
昨日の事態は、金曜日にデモを行わないよう国民に要請した、マリキのあのアホな演説に端を発した。マリキは、デモを「自由に対する敵」と批判した! 「他の日ならいつでもよいが、金曜日はダメだ」と彼は言い、ほんとうに恐れているように見えた。
マリキ政府は取材を禁止し、バグダッド市内の通りを封鎖した。
ヒート出身の将軍で、モスル市民を恐怖に陥れてきたナシル・アルガニム大将が、450人の兵士を連れて逃亡した。兵士たちの階級は知らないが、このニュースがリークされており、事実は後に確認されるだろう。
追伸を一つ。
内務省のハミード・カヂム大佐。彼は警官の訓練部長だが、デモ参加者を殴りつける命令を拒否して、辞職した。アブ・ヌワス通りからタハリール広場にかけて、暴動に対処する6個部隊が配置され、デモ参加者を叩きのめすよう命令されていた。そしてダーワ党の民兵で構成される暴動鎮圧部隊も、タハリール広場に投入された。
当局側は一軒一軒を回って、住民が外出してデモに参加しないようにし、残念なことに、国会の会派であるイラキーヤに所属する議員までが、アンバル州とアダミヤ地区(バグダッド市内)で同じことをした。IDカードが没収されて、若者が検問所を通過できないようにし、ひいてはデモに参加できないようにされたのだ。
ムサンナ連隊はアブグレイブ地区(バグダッドとファルージャの中間/訳注)を包囲し、戸別に押し入って、この地区のデモの指導者からIDカードを奪った。ここでは夜間外出禁止令も出された。
すべての車両がバグダッド中心部に入ることを禁じられ、テレビの取材チームは中継をリレーした。フィルドス広場は、整備工事を理由に閉鎖された。
ムンタサル・アル・ザイディは、アダミヤ地区で逮捕された。バグダディヤTVの記者であるミーナスは、タハリール広場で、私服姿の警察に逮捕された。彼はタハリール広場では、群衆に飲み込まれてカメラマンと一緒ではなかった。
政府高官が120万米ドルを持って飛行機に乗る前、バグダッド空港で逮捕され、その金も押収された。
バグダッド在住の友人でもあるジャーナリストは、バグダッドが寒々としてきたと言い、私は「ここも同じだよ。かつて脅迫が行われていた頃と同じだ。今日は暴動鎮圧警官の訓練を目にし、マリキの演説を聞き、サドルとシスタニの声明を聞いた。狂ってる」と応じた。
政府高官や大臣、国会議員たちが、相次いで国外に脱出していると報道されている。
バグダッドの州議会議長は、政府及び地方議会のメンバーに辞職を求めるスローガンを禁止する、と発表した。
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ムンタサル・アル・ザイディの兄弟からのメッセージ:
イラクの素晴らしい若者たちへ
今日2011年2月24日、マリキの傭兵たちが来て、私の弟をデモに参加させまいと、逮捕した。
私自身はというと、2週間前に彼らから足を折られたばかりである。それにしても、このたびの革命(デモのこと)には指導者とか代表というのがいないことを理解できないとは、彼らは愚かとしか言いようがない。
もし今回のインティファーダ(民衆蜂起)の指導者を全員逮捕したいのなら、彼らは100万人の若者を逮捕する必要がある。
・・・ (略)
ガザの入植地
3 か月前