2011年1月16日日曜日

イラク駐留米米兵が相次いで死亡。1日に3人

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☆★イラク駐留米米兵が相次いで死亡。1日に3人
Three killed on deadly day for US troops in Iraq
by Prashant Rao  AFP 2011年1月15日 土曜日
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http://news.yahoo.com/s/afp/20110115/wl_afp/iraqusmilitarytoll

by Prashant Rao Prashant Rao - Sat Jan 15, 2:15 pm ET

 バグダッド発(AFP) 1月15日、訓練センターでイラク兵が米兵2人を射殺し、またこれとは別の事件で3人目の米兵が殺された。昨年7月以降では、米兵がもっとも多く殺された日となった。

 アメリカ政府は昨年8月をもってイラクでの戦闘任務は終わったと宣言してきたが、1月15日の状況は、5万人のアメリカ兵がイラクでまだ危険な任務に就いているという、厳しい現実を思い出させるものとなった。

 15日の最悪の事件では、米兵2人が射殺され、負傷者も1人でた。米軍発表によると、「モスル近郊にあるガズラニ訓練センターにおいて、イラク軍兵士1人がアメリカ兵に発砲したとき、15日の午前8時30分ころだった」という。

 「事件は米軍の指揮下で訓練が行われている最中に発生した。」 そしてさらに、「発砲したイラク兵は、(米兵から)撃たれて死んだ」という。

 米軍発表は、そもそも発砲事件がなぜ起こったのか、詳細には触れず、死亡および負傷した米軍兵士についても、また発砲したイラク軍兵士についても、詳細を明かさなかった。

 発砲の様相も、イラク人情報源から聞いたものとは、わずかながら相異がある。あるイラク軍将校は、発砲したイラク兵は2人で、2人とも逮捕された、と話した。

 ニネベ州(州都モスル)の治安部隊の作戦本部に勤務する別の将校は、2人のうち1人はその場で米軍に射殺され、もう一人は拘束された、と語った。

 イラクの北部地域で、アメリカ兵がイラク兵に銃撃されるのは、4ヶ月ぶりのことである。昨年9月7日、米兵2人が射殺され、9人が負傷するという事件が発生した。

 また1月15日には、詳報は伝えられなかったが、「イラクの中央地域で作戦遂行中の米兵が殺された」と、米軍が発表した。

 イラク戦争での犠牲者を集計している独立系サイトによると、アメリカ兵の死亡数が3人というのは、7月2日に、「非敵対的」な別々の事件で3人が死亡して以来の多さである。

 米兵4人の死亡となると、2009年9月8日まで逆のぼらなければならず、そのときは2件の道路脇爆弾の爆発がバグダッドとサラハディン州で発生した。

 イラクで死亡したアメリカ兵の数は、AFPのデータを集約すると、1月15日の事件で4435人に達した。

 公式発表では、二国間の安全保障協定にもとづいて、今年末の完全撤退に向けて、戦闘作戦は昨年8月末で終わり、イラクに残留する米兵はイラク軍に対する訓練と助言が主であるとされる。

 しかしイラク駐留米軍も、イラク軍と一緒に対テロ合同作戦に参加し、自分の身を守るために武器を使用することが認められている。

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