2010年12月3日金曜日

ウィキリークスで露呈した情報流出対策の不備、改善は?

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☆★ウィキリークスで露呈した情報流出対策の不備、改善は?
CNN 2010.12.03 Fri posted at: 12:44 JST
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http://www.cnn.co.jp/fringe/30001101.html

(CNN) 米政府の機密文書を相次いで暴露し世界中で物議を醸している告発サイト「ウィキリークス」。この夏に第一陣の機密文書が公開された際、米国防総省は情報流出の原因となったコンピューターシステムの抜け穴をふさぐと言明した。情報は23歳の兵士がCDとメモリースティックを使って持ち出した疑いがかけられている。

11月28日にウィキリークスが大量の外交公電を暴露する数時間前、国防総省の報道官は報道各社に宛てた電子メールで、同省のコンピューターシステムの60%に「情報への不審なアクセスや利用を監視する」ソフトウェアを導入したと発表した。

しかし、コンピューターセキュリティー専門家のヘム・ニガム氏は、「たった60%とは馬鹿げている。サイバーセキュリティーが90%以下と公言する企業など聞いたことがない」と指摘。国防総省の対策はすべて「極めて基本的なことばかりで、極めて遅れている」との見方を示した。同氏は国際刑事警察機構や米連邦捜査局(FBI)と協力したり、司法省でサイバー犯罪の訴追にかかわったりした経歴を持つ。

国防総省によれば、ゲーツ国防長官は8月以来、「どのようなポリシーや手順、技術的不備が原因となってウィキリークスのサイトに無許可で情報が掲載されるに至ったのかを突き止めるため、調査を2回実施した」という。

しかし米国務省広報担当のクローリー氏は1日、軍のコンピューターからどの文書が持ち出されたのかは現時点でまだ分からないと述べ、「国防総省と国務省全体で科学捜査を実施したが、(ウィキリークス)はさらに多くの文書を持っている。それが何なのか、われわれも完全には把握していない」と打ち明けた。

・・・以下、略

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