2010年10月7日木曜日

イラキーヤはマリキ続投に反対

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☆★イラキーヤはマリキ続投に反対
Iraqiya says 'no' to a Maliki government
UPI   2010年10月4日
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http://www.upi.com/Top_News/Special/2010/10/04/Iraqiya-says-no-to-a-Maliki-government/UPI-20681286211848/

 バグダッド発:

 世俗派の連合会派イラキーヤのスポークスマンによると、マリキ首相が続投するなら、イラキーヤはイラク政府に参画することはないという。

 元暫定首相のアヤド・アラウィが率いるイラキーヤは、3月に行われた選挙において、2議席差で第一党の座を獲得したが、単独で政府を形成するのに必要な過半数には及ばなかった。

 イラキーヤの広報担当であるマイスーン・アル・ダムルジは、イラクの法律によると、まず政府を形成する権利は世俗派政党(イラキーヤ)に与えられた、と強調した。

 シーア派のムクタダ・サドルに従うイラクの政党は、1日、マリキ続投を支持している、と発表した。しかし、ロンドンで発行される日刊紙『アッシャルク・アル・アウサト』は、一定の譲歩があるだろうという。

 趨勢はマリキに有利で、イラク政府の与党形成に必要な過半数163議席に、数議席足りないだけである。サドル信奉者は3月の総選挙で総議席の約1割を獲得し、バグダッドの政界に重要な影響力を持つことになった。

 しかし、アメリカ政府はサドル勢力に大きな影響力を与えることには反対している。イラク戦争の初期においては、サドルはアメリカの軍事行動の攻撃目標になったこともあった。

 選挙後に政府が樹立されるまでに要する期間は、10月1日時点で、イラクが最長記録を更新することになった。これまでの記録は、1977年にオランダで記録された207日だった。

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